2012年5月6日日曜日

トカラ列島・宝島→鹿児島へ ありがとうトカラ

最後の朝も早起きをして、せんご泊の方に自転車を走らせました。
目的はもちろんコウモリだ。
そして、せんごに左に折れるところでコウモリ見れましたーーー!やったね☆
小宝島が見えるよ
これが、ななしま2か!
自転車を返しに行くときに見かけた公園。タツノオトシゴがいました。


朝は本当にあわただしかった。朝7時15分出航だから。6時半ちょいには宿を出たと思います。(はぁ~ほぼ1年前の記憶なのでブログをかくのが大変です)

港に着くと、せりに向けて出荷される牛達がおりました。
たぶんGW開けにせりがあるんでしょうね。
数年前の三島のときもGW最終の「フェリーみしま」に各島から出荷される牛が乗せられてきました。しかも、黒島でお婆ちゃんから「せりがあるんだから、船はちゃんと出る。そうじゃなかったらどうするの~」 って言われた。そういう時は多少頑張って船をだすそうです。

牛の前には、お婆ちゃんと孫が居て
「竹千代~~たけちよ~~」と言いながら、ずっと牛を撫でていました。


竹千代とお婆ちゃんと孫。とそれを見守る『しま』記者。

 お婆ちゃんと孫が竹千代とお別れして去ってから、カゴに寄ってみると・・・竹千代のとなりの牛の名は『のりぴ』でした!
竹千代とのりぴの名はなんとなく忘れられなくなりました。

 とうとうフェリーとしまがやってきました。奄美大島を朝4時に出てきたんだねぇ。
上だけが見えてきて、ドキドキドキドキ!

キター

フェリーとしま と 竹千代 と のりぴ
 乗船すると、10人くらいの行列が事務長の前にできていました。
並んで待っていると、事務長が「二人の人~。二人の人は~?」と言うので手を上げました。
人数とかで割り振りしてるのでしょうか?私達以外は一人旅のようでした。

キレイな宝島の海を見ながら、いよいよトカラ旅の締めくくり。鹿児島へ向けて各島を上っていきます。


小宝島
小宝島からは牛一頭。吊られて船へ。

さよなら小宝島~~~!

この日は晴れ!
外が気持ちイイ~

船の売店 ボゼ人形もあるよ
船の売店で、お土産の子宝の温泉塩を買いました。(次の日に気付いたのですが、鹿児島についてからトカラ結プラザで買えば割引になったんですよね・・・ななしま会員割引で)

晴れて凪の海の上を 悪石島→諏訪之瀬島 と進んでいきます。
それぞれの島から船で出会った人達が乗ってきます。帰りはみんな同じだからね。

諏訪之瀬島が晴れてるっ!!宿のおっちゃんによるとこの時期はいつも雲がかかってるって言ってた。

諏訪之瀬島ではダッシュで下船し、お土産屋のお姉さんの所に行きました。
「すみません、今日はお土産ありますか?・・・」と聞くと
「ごめーん。今日は竹の子しか持ってきてないの。」と言われました。

台の上には『たけのこの水煮』が1袋置いてあった・・・。

マジか。連休最初の日にちらりと見た、あの夜光貝のいろんなステキな物たちは持ってきてないのか。
なぜ?

ウチラが家に着くのは次の日の夜なわけで・・・。水煮はやめておきました。
来年また見に来ますね・・・。
帰る日に買おうとか思ってないで、見た日に買わなきゃダメだな。と学びました。次の保障はないのだ。

諏訪之瀬島を出てからも船の一番上にずっと居たのですが、小宝島から乗ってきた『青ヶ島T』の彼がやってきて、
「今から、ブリッジを見せてくれるんで。関西弁の姉さんから”あの二人も呼んでおいで”って言われた 」と。
えっ!マジですか!ありがとうウレシ~~~~イ!
わざわざ気にかけて呼びに来てくれたことがとっても嬉しかったです!出会い旅だねぇ。二人にアリガトウ!

ドキドキ!操舵室を見学させてもらいました。
説明を追加


こ・・・これが汽笛か!
船長さんと記念撮影したり。帽子を被らせてもらったり。舞い上がりました。
「じんさんーー!」と心で叫びましたよ(笑)

最初は平島入港の前まで、ということでしたが、海も穏やかだとったので、入港中も居ても良いということになりました。
そして、なんと!なんとなんと!!汽笛を押させてもらいました!
嬉しすぎて手に汗が噴きだしました。(たしか6秒って言われたと思います。)

平島に入港すると、あの生まれたばかりのトカラヤギの赤ちゃんが連れられてきていてプチアイドルになってました。上から見てても可愛いかったわ。
ここから見れるなんて!
平島出港~~
平島も海キレイ!
貴重な体験ありがとうございます!いつもと違う角度で入出港見れて嬉しかったデス!

 平島の次は中之島。行けなかった島です。今までの島と違って大きな港。
船から見ていると、なんだかお土産屋 みたいなのが出ているように見えました。
旦那に走って見に行ってきてもらいました。
旦那は手ぶらで戻ってきた。
「塩こうじだった・・・」と。
そっか、塩こうじかい。

中之島を出て、最後はトカラの一番北の島 口之島、そして船は鹿児島へ向けて進んでいきます。
不知火を食べながら、海を眺めていました。

フェリーとしまは屋久島と口永良部島の間を通って、その後は硫黄島やら三島が見えてきます。
 もうずっとワクワクです!

左が硫黄島。ってことは右が竹島ね。竹島には行った事がありません。ちゃんと黒島も見えたよ。
 船はどんどん進んで、夕方開聞岳が見えてきた。
とっぴーが爆走してった
  宝島を出て、開聞岳が過ぎるまで、実はずっと外に居ました。居すぎて寒くなり、具合悪くなってしまい、ここからは中に入りました。

そして、ついに旅は終わった。
ありがとう!フェリーとしま!
鹿児島港に戻り、出会った人達にお別れをした。
    「きっとまたどこかで会える気がしますね!」


次の日は飛行機の時間まで、紫尾温泉に行ってきたのでした。
おしまいおしまい。


2012年5月5日土曜日

トカラ列島・悪石島→宝島へ あこがれの鳥を見た!

毎朝暗いうちから起きて歩いています。

荷積岬を目指そう!
坂道がキツイっ!
あっここにもあった!牛バージョンです。
牛の
足跡 てんてんと

八幡宮の前にある松の神木。この松の枝に神様が洗濯物をかけるそうです。

坂道をどんどん下ると、荷積岬に到着です。
ここを天然のプールにしようと階段をつけたり整備したそうなのですが、台風で破壊されたそうです。
島の子供のなかで泳げない子供も結構いるそうで、みんなで宝島に泳ぎに行くと奥さんが言ってました。

ここからの帰りも結構くたびれた~。
坂道の疲れも牛に癒される~

宿に戻る途中、里の神社で、、、、!

アッ  アカショウビン!!

あこがれの鳥を見れました!!!
残念ですが写真はないです・・・・ 

は~~~~~もう心臓爆発するかと思った。嬉しすぎて!
アカショウビンはココにいた!

その後宿に戻ってからも、泊った部屋では窓のスグそこでアカショウビンが鳴いています。
ものすごい大音量で響いて、近いんだけど、窓からは見つけられませんでした。
姿を見たのは朝の1回だけ。でも、キョロロロロロr--- と近くでよく鳴いています。
キュロロロロローーを聞いてるだけで幸せです!本当に近いんです~!

朝ごはんのあとは里の中を歩いていると、村内放送が。
今日のフェリーとしまは定刻より30分くらい早く動いているようでした。

コロ助みたいなネコ
たしかにネコ多かった

コンクリの道路にこんな十島マークが!1円玉くらいだったかな?

港に送ってもらい船を待つ間、奥さんから面白いお話をたくさん聞きました。
悪石島で鳥のすごい発見があったこととか、チョウのすごい発見があったこととか。
たしかに鳥多かったです!

フェリーとしまがやって来た。
ありがとーございましたーーー

奥さんが本当に豆粒くらい見えなくなるまでずっと手を振っててくれました。
涙がでそうになりました。

いよいよ最後の島。宝島です。

港にはたくさんの車と人が。
これじゃあ、どの人なのかわからないんでないかい?やや不安になりながら船を下りると、
「湯でイルカさん?」と 男性から声をかけられました。

この中でよくわかったなぁとビックリしましたが、さらに驚いたことにこの男性は宿の人ではなく、常連のお客さんだったのです。

この日の宿は超満員。私達は宿のご主人夫婦が普段使っている寝室を使うことになりました。
お昼ご飯を食べて、島のコミセンを探します。
今日は島の案内を頼んでいたのですが、「コミセンに行ってて」とだけ言われています。
待ち合わせの時間とかも知りません。とにかくお昼食ってすぐ行けば良いのか?と解釈しました。
まず、コミセンってなに?って感じだったのですが・・・。
それらしき所を発見し、案内してくれるおじさんを待ちました。結局かなり待ってからおじさん登場。
車で島内観光スタート。

まずは、大籠海水浴場でした。たぶん悪石の子供たちが泳ぎに来るのはココだろうな。安全そうです。

トカラ馬牧場。たった1頭だけでさみしそう。
柵のあっち側にいたのだけど、呼んでみると自分で柵の戸を押してこっちにやって来た。
小さくてカワええ~。
自分でぐいーっと柵を押した


荒木崎灯台までの道には数頭の牛がとうせんぼしていました。
おじさんがブーブーブーーとクラクションを鳴らしてもあんまり動きません。
少しづつ車を動かして近づいていくと、しかたなく『よっこいしょ』という感じでどいてくれたけど。
どかなさ具合が面白かった




荒木崎は眺めのよいところでした。灯台もかっこよかった。

泳ぐのにオススメな海を教えてもらい、ここは後で自転車でくることにしました。

島には平家の砦とか平家の見張り穴(だったかな?)とか平家関係のものが多いです。

鍾乳洞と近くの大きなガジュマル。島で死んだ人はあのガジュマルの下で風葬だったという説明を受けた。
鍾乳洞入口

大ガジュマル

スタート地点のコミセンに戻ってから、今度は自転車を借りて海へレッツゴー!
初めての電動自転車です。あまりの加速に怖くなりました。

シャーーウィィィーーーン  電動ってこんなに楽なの?!欲しいけど、見るからに高そうだなぁ。

おじさんオススメのシュノーケルポイント大間泊に到着!

わ~~~海きれーーーい!







でも、さすがに5月は体が冷える。
一度あがってからも、私は復活できなかったので貝殻探しとかしていました。
旦那は2回目も入ってましたが。
あっと言う間に夕方になってしまいました。
夕日を見ていると、足元すぐのところにウツボがいた。
足のスグ真下に。ウツボかわいい~

はっきり言って泳ぎ足りない。このキレイな海もっと泳ぎたい!

おいしい夕ご飯を食べ、温泉にもギリギリ間に合いました。
温泉もこの時間には誰もいなくなって気持ちよかったです。

明日はもう帰りなんだなぁ。荷物を再編成していると、まだリュックの中には『不知火』(1個も減ってない)がある。
明日のお昼におにぎり的なものをお願いしたのですが、もう宿が超満員で手一杯で何もできないと断られました。
不知火!お前がいてくれて助かったよ!明日の昼ご飯は不知火とする!
荷造りに時間もかかり、コウモリ探しは明日の早朝に行くことにしました。