2014年9月26日金曜日

徳之島①~冬

クイーンコーラルプラスという船に乗って徳之島へ向かっています。
徳之島へ行くのは初めてです!

昨晩18時20分に鹿児島を出港したこの船は、朝5時15分に奄美大島に着きました。
今日は雨、外はまだ暗いです。
奄美大島ではけっこうな人が降りて行き、思ったより多くの人が乗ってきました。

8時ころ 昨日ペイタで買っておいたパンとポンカンを食べました。
食堂は朝食時間も設定されていました。船の食堂で食べようと思っている人は時間を確認したほうが良いかも。けっこう営業時間は短かったと思います。


9時15分 徳之島 亀徳港 着
ここでも多くの人が降りました。
雨が降っているせいか、この船の写真を全然撮っていませんでした。 もったいない。外観無しです。

右奥の壁の前でレンタカー屋さんが待っていてくれた
今回借りるレンタカーは松山レンタカーさん。
また港に乗り捨てで返却するけど、お金は返す前の給油の時に一緒に払うシステム。
港で返す場合は、近くの松山さんのガソリンスタンド(エネオス)で給油して清算らしい。
雨も降っているので、傘を借りようと思っていたけど言い忘れてしまったので、返す場所(松山のエネオス)の確認もかねて指定のスタンドに寄ってみると・・・


そこはとてもディープな場所だった!


ここで給油できるのか? と思うほど物でいっぱいだった!



松山レンタカーは、アイタクシー、ガソリンスタンドなどいろいろやっている会社のようだ。
事務所の中へ行ってみると、お婆ちゃんがいて、無事に傘を借りることができました。
多くの旅人が徳之島の島内あちこちで目にして喜んでいる例の看板だって、松山レンタカーのだからね!
皆さんも是非、松山レンタカーで借りてみて欲しい。親切だしいろいろ面白い発見があると思うよ。オススメです♪

さらに半年後、私達は松山レンタカーのありがたさを知ることになるのです。

夕方トレーニング中 注意!松山レンタカーの看板ですよ

今日は天気も悪いし、亀徳港から反時計周りで〒織り交ぜながら観光してみようと思います。
亀津郵便局で100円貯金と風景印スタート。

徳之島といえば闘牛!
闘牛の資料館に行ってみたいと思い、伊藤観光ドームという闘牛場へ。
でも、ここの資料館は500円かかる。
500円か・・・ちょっと考えよう。
節約旅をしている身ゆえ、この資料館に入るのはやめておきました。


地図を見て、次に近くにあるのは東目手久闘牛場なので、そちらに向かいます。
着いてみると、とても新しい、立派な闘牛場がそこにありました。
この闘牛場にも資料室があります。闘牛場と資料室をあわせて『なくさみ館』と呼ぶみたい。
ここは200円だったので、迷わず入ってみることに。
小さな資料室ですが、闘牛のことを何も知らない私が入って、最後はむっちゃ興味を持って出てくるような、そんな資料館でしたよ!

中ではDVDも見ました。
受付のおじさんが説明をしてくれたのですが、島言葉がきつくて、ちょっとわからないところも多かったですが、かなり力のこもった説明をしてくれましたよ。
昔は別の集落まで戦いにいくのに、牛と2~3日かけて歩いて行って戦ったんだ。とか、
伝説の名牛 実熊牛の話が印象的でした。

昔、実熊牛というすごく強い牛がいて、しかも強いだけじゃなく戦い方や普段の立ち振る舞いにも気品がある牛だったそうです。
今も、この実熊牛の連勝記録は破られていないって。
実熊牛は徳之島に敵がいなくなって、沖縄に渡っていったそうです。

実熊牛の角がありました(実物)




貼ってあったポスターカッコイイ!『闘将★マングース』っていう面白い名前があるね

かっこよく作ってあるねー!
おじさんから裏に闘牛が居るから見て行きなーと言われて、裏に回ってみると牛舎があり、なかには闘牛が。
まだ若い小さめの牛でした。
そこの家の子が、練習のために闘牛場に牛を引いてきました。
その様子をずっと見ていたら、「持ってみますか?」と言ってくれて、私も闘牛の綱を持たせてもらいましたーー!

闘牛場はこういう感じだった
おとなしかった
ちょっとだけですが大満足でした!

この闘牛場を出て、さらに進み、島の南側にある百菜という直売所へ進みます。

百菜 直売所には徳之島産のものがいっぱい売ってましたよ
 この百菜は野菜、果物などのほかに、弁当やアイスも売ってます。横には食堂も付いているので、昼ご飯はココで食べることにしました。


ご飯の後は、石垣の集落へ300年ガジュマルを見に行きました。


300年ガジュマルは民家の中から生えていました。ステキ☆

このあたりも集落の周りはサトウキビ畑がいっぱい

石垣の集落を見下ろす神社です

 犬田布闘牛場という小さくて素朴な闘牛場もありました。


 そして犬田布岬へ。
駐車場近くの廃墟に見える建物の1階が喫茶店になっていて、時期があえば徳之島コーヒーがのめるそうです。
この日ももちろん徳之島産コーヒーはありませんでした。

大和慰霊塔
猫がいっぱい



なんか猫が餅みたいに見える

一見何もないようですが、喫茶店がありました

阿木名〒に寄り、千間海岸へ。
海は荒れぎみでした。
泳ぎに良さそうなポイントも探しながらの道中ですが、雨は降るし、風は強いし、おまけに寒いしで気分も沈んでしまいます。


徳之島の紹介に良く出ている犬の門蓋へ行くと、なんと工事中でした。
観光客の居ない冬にいろいろ工事するんでしょうね。

天気が悪いから景色もきれいじゃないんです(涙)
お次は、陸の中の海『ウンブキ』という場所へ。
ウンブキはこの洞窟の奥で海とつながっているんだって。




車の前をニワトリが
天気のせいでなんだか楽しさ半減くらいの気分になってしまう。

晩御飯はホテルについているカフェで、パスタと美味しい黒糖スイーツたちを食べました。
カフェのご主人から天気や海の状況のお話を聞き、やはり数日見込み薄だと聞き凹みました。


夜もずっと雨と強風でした。






























2014年9月25日木曜日

屋久島まったり⑤~そしてクイーンコーラルプラスへ

屋久島最後の朝。
何だか今日が一番天気が良いぞー!

荷造りをし、この先要らない登山用具をでかいトランクへ。
そして無人市で買い集めた超大量のポンカンをダンボールにつめました。
宿からトラベルポーターの制度を使って送ります。
トラベルポーターは全国どこでも1つ千円で送れるというお得なものです。大きくても小さくても1つ千円なので、ポンカンのダンボールは2つをつなげて1つに。
トランクと連結ダンボールの2つで2千円です。すごく安い!
なんでも、まつばんだが昨年あたりからはじめたらしいです。

トラベルポーターの存在は滞在中に何かで見て知ったのですが、『提携の宿があるので、宿に聞いてみてください』ってなことが書いてあり、てっきり大きなホテルだけかな?と思っていたのですが、この小さな民宿もそうだったのがビックリでした。


宿からの風景 朝日が気持ち良い場所です




宿のご主人はポンカン収穫の作業に出ていたので、奥さんとお別れをして出発です。

昨晩、ご主人とお話したときに「尾之間灯台も可愛くて良いですよ」と聞いたので、今日はそっちを見てから13時半の高速船に乗る予定です。



天気も良いし、ついでだからこの旅で3回目ですが、トローキの滝へも寄ってから尾之間灯台へ。

カワイイ


天気いい~




パン屋のペイタで黒糖パンや芋パンを買う。
沢山のポンカンが置いてあり、パンを買うと貰える仕組みでした。
ここでもポンカンが増えていきます。

お昼ご飯を食べてから、今晩のお弁当を『かもがわ』で買いました。
かもがわ弁当がすごく混んでいて行列でした。


もう時間がなくなり、行ってみたかったカワイイTシャツのお店スマイリーカフェに行けず。残念。


車は安房港に乗り捨てだったのですが、港に着くと、ちょうどレンタカー屋さんが車の回収に来たところだったので、お礼と一応山は登ったと報告ができました。
車屋さんは心配してくれていたらしく、あの日からずっと今日もまだ雪で通行止めのままだと教えてくれました。
とりあえず、あの日以外だったら登りに行けんかったなぁ。
まぁ、あれはあれで良かったんだな。なにも見えなかったけど。


13時半に安房港を出港した高速船は15時半に鹿児島に着きました。
船の中では2人とも爆睡してたのであっという間でした。




このあたりで、大切なことに気が付いた!
この先のために、屋久島でもう1個ガスを買っておこうと思ってたのに、買うの忘れた!!!
天文館の好日山荘まで行くの面倒くせーー・・・


・・・ま、いっか。なくなったらそれまでよ!


結局、ガスは買いに行かないことにしました。さて、どーなるかな?




ふぅ。降りた場所から次の乗り場(鹿児島新港)までタクシーに乗ってしまいたい!でも節約のために歩きます。
荷物も多いし、すごく遠かった。30分くらい歩いたと思います。(とにかく大量のポンカンも連れてます)
長袖のシャツを着てたら、暑くて汗だくになってしまいました。
半袖がちょうど良い気温です。
でも、鹿児島人たちはなぜかダウンを着てたりして驚愕しました。暑いでしょ、絶対。

新港まで歩いている途中、『ドンッ!』と大きな音とともに地面が揺れました。
桜島が爆発したのです。
黒い煙がモクモクとわいていました。


あ、あれは中川運輸なのね!

はじめてのマリックスライン クイーンコーラルプラスだ

港にて、牛フン用コンテナ


待合所はなかなか混んでいる。帰省の家族、制服姿の高校生もけっこういました。


途中下船のことをカウンターで聞いてみると・・・
途中下船は1週間有効で、 最終目的地までを買っておけば、途中の島で乗り降りできるというものらしい。これは2等でしか使えない。
私達は2等洋室で予約しているけれど、途中下船を使いたいので、まずここでは2等で支払い、乗船後に船のカウンターで洋室分2人で2000円を払うように言われた。
ちなみに、鹿児島港のカウンターはカードが使えました。

船に乗り込んだあと、途中下船手続きをしてみました。
下の写真の紙にハンコを押してもらった。

途中下船制度をつかいます
桜島

クイーンコーラル御前も美味しそうだね

私たちはこの1000円アップの2等洋室だ!2等寝台との違いはなんだろう?



〒コンテナの下に重ねたカゴコンテナのなかに家畜が入っていました。
18時出港のはずが、荷が多いのか18時20分の出港となりました。
船の食堂は19時まで開いているみたい。けっこう美味しそう。
それ以降は開放されて、持込のお弁当を食べたりできます。
ここでかもがわで買って来た弁当とポンカンをたべました。
開けてびっくり、豚生姜とチキン南蛮って言ったのにぃ、どっちもチキン南蛮だった!
まぁ美味しいから良いけどね。


かもがわ弁当・・・。チキン南蛮が2個になってた!
2等と2等寝台の差額はだいたい+6000円です。
でも、このクイーンコーラルプラスには2等寝台のようにベットなんだけど+1000円の2等洋室という席があるのです。
2等寝台より安くてすごくお徳だと思います。私達は今回コレです。


屋久島の近くは22時20分頃に通過するとフロントで教えてもらったので、それまで仮眠。
22時10分ころに起きて外へ出てみると、屋久島灯台の光がレーザーのように遠くまで照らして海を見守っていました。






屋久島まったり④

今日もまったり行きます。

郵便局を巡ることにしました。・・・と言っても全部じゃなく、風景印のある局だけで風景印と100円貯金をして行きます。


栗生からスタートして時計と反対周りに進みます。

栗生までの道の途中、また中間のガジュマルで水を汲みます。毎日ここで水を汲みました。
そして、またまたここの無農薬ポンカンを買いあさりました。

中間ガジュマルの裏側から
栗生の郵便局に着くと、局の外までポンカンの箱が山積みになっていました。今日の出荷分なのか、トラックに次々と乗せられていて、とても忙しそうです。
風景印のある8局から自分宛に絵葉書を風景印で出して行きます。そして100円づつ貯金も。

栗生の次は湯泊郵便局へ。
ここの前にも山積みのポンカンが!
ポンカンに見とれていたせいか、この道端でなぜか派手に転んでしまい、それを見ていた出荷に来た農家のおばちゃんから「大丈夫かい?」と立派なポンカンを2個いただきました。ありがとうございます。
みんな優しい~。
ちょうど、さっき栗生局にいたポンカントラックもやってきた。さあ、積み込みだ!

出荷されるポンカンたち~

湯泊温泉に寄ってみると誰もいない。ラッキー!
海の近くの方の湯船から旦那だけマスク一丁すっ裸で泳ぎに出ました。私は湯船に浸かってるだけ。
だって寒いんだもん。




サンゴが少々と小さき魚たちがいます

気持ち良いです~

温泉から出て、局巡りは尾之間、安房へと進みました。

昼ご飯はslowというお店で。
デザートに食べたフォンダンショコラってやつ、初めて食べました。あたたかいチョコがとろ~り美味しい!テレビでしか知らなかった物を屋久島で食べるとは!

食べてる間、突然の大雨に。大きな窓からの雨を眺めていました。
雨も上がり、虹が出ました。
屋久島は本当に虹がたくさん出ます。

局巡りは小瀬田、上屋久、一湊、そして永田でゴール!
永田局でもう15時でした。屋久島はデカイです。

明日はもう屋久島を離れます。
最後にもう一度、大好きになった屋久島灯台へ。

日がさしてきてキレイ
ここから引き返して宿方面へ。

途中、一湊の灯台も見てみようか?と寄ってみました。ここも初めて。
灯台からは黒島、硫黄島、竹島、口永良部が見えるけど、屋久島灯台の方が眺めが良いです。
ここからは種子島も見える。

一湊灯台までの道

一湊灯台

一湊灯台の裏がわはスゴイ強風。

灯台近くの神社へ



宿までの帰り道、宮之浦のスーパーでダンボール箱を2つもらいました。これで明日ポンカンを送ろう。


楠川温泉に入ってから帰ろうと思っていたのに、時間切れで寄れませんでした。残念!



今晩の客は私達だけ。
ご主人たちと色々お話ももりあがり美味く楽ししい夕食となりました。


今晩が最後の夜かと思うと本当に名残惜しい。毎日があっという間です。