2015年2月6日金曜日

沖永良部→与論島①~冬

元旦!

5時15分に起きた。外は寒いが星はキレイ。今日は晴れだ!
テント内で湯を沸かし、インスタントパスタとカレー・ご飯・納豆・牛乳・ヨーグルト・ポンカンの朝食です。

6時50分に初日の出を見るために越山展望台へ行って見ると・・・すごい数の車が!!!
上の駐車場はいっぱいのようで下の方までビッチリ車が停まっています。
展望台には大勢の人がなにかの式典?をしているようです。想像してなかった展開にビックリです。

越山展望台に沢山の人が!!

下に雲があったが、初日の出きたー!
初日の出を見終わると、集まっていた人達はさっさと帰りはじめた。最後のご家族に何だったのかを聞いたところ、「拝賀式です。」と。ハイガシキ?
なんでも、この辺の小学校で持ち回りで毎年この拝賀式をやっているんだそうです。
駐車場では若者達がスクーターでぞろぞろ帰っていくところで、もしかして夜テントに来たのはこいつらじゃないのか?と思ってしまいました。 どうかは分からんが。

8時にテントに戻り撤収作業。
ルイボスティーを作ろうとしたけど、ここでガス切れに!残念だけど、ギリギリ朝ご飯は作れて良かったぜ。結局1.5リットルほどのぬるま湯を飲むことになりました。
さらばじゃ
夜になると地元の人が潮干狩りにきていた目の前の海

キャンプ場を出て、船までの時間をウミガメビューポイントに寄ってから田皆崎へ。
大好きな田皆崎。名残惜しくてもう1泊したくなってしまいます。だってやっと晴れたんだもん。
田皆崎では消防の出初式にも出くわしました。

出初式の消防車


最後の最後にまだ行っていなかった後蘭孫八の城跡へ。
なんとなく、あまり面白そうじゃなくて行ってなかったのですが、孫八の城はとてもステキな所だった!!でも時間が迫ってくるー。ここももっと見たいが、もう次回来るしかない!孫八の伝説も面白いので次回じっくりだわ!

孫八の城跡は森に覆われています


石垣のあと

11時ちょい前にアトリエレンタカーに車を返却。
元旦でガソリンスタンドが休みのため、ガソリンを量り売りしてくれました。

11時10分港着 車は港の駐車場に乗り捨てです。

11時30分 マリックスラインのクイーンコーラル8がやってきた!
鹿児島を出る時に買った途中下船の切符は有効期限が1週間。それで沖永良部までは来れましたが、沖永良部から与論まではまたあらたに切符を買いました。

マルエーとマリックスで代理店が違う。

船乗るぜー!



イルカ運輸・・・イイ(^O^)

2等

沖永良部島の赤土がよく見えます!
沖永良部を出港してしばらくしたとき、ちょうどまだ島の横で上の写真くらいの時でしょうか、船長さんが「クジラが出たぞー」って叫んでくれて、見てみると船のすぐ横をすれ違っていきました!!近いのですれ違う背中を上から見る感じで、船の後ろに差し掛かったときに海に潜って行きました。その尾びれもバッチリ見れた♪
元旦からとてもラッキーでなんだか良い年になる気がしてくるぞー!


昼ご飯は船内で徳之島の人参蒸しパン(まだあったのか)、徳之島の芋スティックドーナツ、屋久島茶のガレットなんかを食べました。全て甘いものなのでちと辛い。


マルエーの船とすれ違ったよ(●^o^●)



いよいよ与論島です。ワクワクする~


ちょうど飛行機が降りてきたよ



13時40分与論へ着きましたーーー!

港には『NHK おはよう日本 歓迎』の横断幕を持った人たちが待っていました。そっか、船の中でそれっぽい人が台本の話をしていたのはコレだったんだ。

港に着いたはいいが、レンタカー屋さんが迎えに来ていない。電話してみると、のぼりかくだりか迷ったとのこと。でもすぐに来てくれました。今回借りた車はAZワゴンという車。足元も座席も広くて、私はこれがかなり気に入りました。沖永良部ではすごく小さい車だったから、なおさら嬉しかった。


車に乗ってすぐ向かったは、漁港横から海に入れるところ。
サンゴがキレイなところが多くて満足だけど、欲を言えば大物や群れが出てほしい。と野帳にメモしてありました。
階段があったから楽だ









15時45分から島一周スタート!
まず最初にマンマビーチへ。与論に行こうと思ったキッカケでもあるツイ友さんに場所を教えてもらってたどり着けました~。マンマビーチにはライブカメラがあるそうで、とりあえずカメラの方に手を振ってみました(^o^)丿

牛がいて

ヤギがいて

ここかな

ヤドカリ君たち
ピッタリ閉まってる
 ここから反時計まわりに進みます。
途中、赤崎付近(たぶん)で海に数人の人の頭が見えました。1列になってただ浮いているだけです。陸にいた人に「あれは何かの漁ですか?」と聞くと「サーフィンで、10分に1回波がくるからそれを待ってるんだ」と教えてもらいました。

10分に一度の波を待つサーファーたち
 地図にある屋川という場所に行きたかったのに、ぜんぜん場所がわからずに断念。途中途中に見える海はどこもキレイだ~。

17時30分にパラダイスビーチという浜で夕日を見ました。海にキレイに入っていくのを見れた。グリーンフラッシュ出るか??と期待していたケドダメでした。



18時10分に今晩の宿、ヨロン島ビレッジに着きました。与論では宿に泊ります。
夕食は、モズクの汁物、グルクンの唐揚げ、豚軟骨、紅芋のデザートなどなどとても美味しかったです。

食後は宿の看板犬のケンとマーゴの散歩です。
ものすごい大喜びでダッシュしていきました。私はついて行けずに遅れて追いかけましたよ。
ケンとマーゴの散歩ダッシュ
夜も晴れたままで満天の星空☆
今日一日は晴れてて本当に暖かかった。南国だ!と思える一日でした~。







沖永良部島③~冬

今日の朝ごはんは昨日とほぼ同じで、納豆・ヨーグルト・ポンカン・牛乳、そして昨晩の『台所haisai』で食べ切れなくて持ち帰ったザンギ・・・そんな大晦日の朝です!

8時半にキャンプ場をスタートして最初に向かったのはウミガメビューポイント!
曇っているから写真はイマイチだけど、ここがとてもキレイな場所で、丘の上からウミガメがたくさん見えます!

ウミガメビューポイント



見えるよー(●^o^●)

ビューポイントから左を向くとこの景色が♪

無料の望遠鏡もある

 近くの半崎というところ。
たぶんこの辺が半崎かな?

釣り人がいた


次は越山公園へ。
ココが沖永良部の島の形が良くわかる展望台になっていました。 貝&蝉&ヤギ&子供の像があります。

島が細くなっていくのが分かる場所です

蝉がリアルなんです

ここの眺めがとても気に行ったので明日の初日の出はこの越山公園に見にこようと決めました。



次は世之主の墓へ。歴史を感じる場所でした。


一つ目の門

2つ目の門 説明書きが置いてあります

2つ目の門の奥がお墓です

2つ目の門から中を見ると石をくり貫いた水場が



世之主の次は郵便局へ。いろいろ買った黒糖やら拾った貝殻やらが重くなってきたので、一度家に送ることにしました。
そこでビックリ!1つだけ黒糖の袋が開いてるー!!
昨日、出来立ての黒糖をパックしてるところにお邪魔したので、うっかり1つだけ閉め忘れてたようです。おばちゃん最後まで面白い!郵便局でガムテープを借りて黒糖を閉めて送ります。


くどいくらいにもう一度日本一ガジュマルへ。もう一度というか、この日は後でさらにもう一度見に行きました。それくらい気に入ってます。

ガジュマルの裏側に子ども達の書いた説明がある

ガジュマルの周りに肥やしをまいて育ててるそうです
第1回卒業生が植えたんだ


いつまでも元気でいて欲しいね




今日も泳ぐ(旦那だけだけど)!
今日の一発目は空港先のポイント。水はクリアでウミガメも多いけど、もう少しサンゴが欲しいし魚の群れももっと居ても良いのに・・・という感じだったそうです。







貝殻拾いしてたら飛行機が。

フーチャを見たりガジュマル(本日2度目)を見たりした後は和泊のAコープで牛乳などを買い、徳之島で買ってきた人参蒸しパンを食べる。



フーチャだんだん穏やかになってきてる!荒れてないと迫力が無い

昼ご飯

人参蒸しパンを食べてすぐにまた泳ぐ。島一周したときに見たときから旦那が気になっているウシジ浜へ向かいました。
途中、『青幻の郷よっちゃん』 という手作りお菓子屋さんが現れました。『タラリン』というクッキーのようなお菓子や、やじ豆などなど、いろいろな種類のお菓子を無添加で作っています。
大晦日のこの日、よっちゃんの奥の厨房では大忙しで餅を作っていました。「その餅も買えますか?」と聞くと「これは親戚一同でお正月用の餅を作ってて、売り物じゃないんです。」ということでした。タラリンやゆきみしと豆たちを買って帰ろうとしたところ、「ちょっと待って」と出来立てホヤホヤのフカフカの餅を私達の手のひらに1個づつのせてくれました(●^o^●)
わぁ~~~うれしい~~~♪♪♪
頂いた餅を早速食べてみると、な・な・なんだこりゃー!むっちゃ美味しいではありませんか!!
今まで食べた餅の中でダントツ一番美味しい餅でした。今でもこの時の餅が忘れられません。
目立たない店だけど、とてもオススメのお店です。行くタイミングにより、品揃えは違うので通りがかったら寄ってみるといいと思います。優しい味のお店です。

さぁウシジ浜で泳ぐど
ウシジ浜は少し濁りが多かったけど、魚とサンゴは元気だった。


次は屋子母海岸へ。
屋子母海岸
屋子母も少し濁り目。魚とサンゴはもう少し欲しいところだ。
屋子母の奥  めぼしい貝殻は無かった
どこまでもずーーーーっと付いてくる猫。「餌をくれるまで離れないぞ」の気迫を感じる。
猫は気を抜いてるフリをしているが、荷物を移動させるとすぐにまた側に陣取る。

屋子母の猫とおさらばした後はビーチロックへ。砂を捕るな!という看板がある。
徳之島もそうだったけど、正月とかに浜から砂を持って行って庭に飾る(置く)風習があるそうです。 よく目にしたのは、門の両脇に山盛りの砂があってそこに松などが挿してあるものです。


ビーチロック


ステキな道~
次は暗川(クラゴー)へ。暗川は湧き水が湧いていて昔は貴重な水源だったそう。水汲みは女の仕事で30メートルの高低差を昇り降りする大変な重労働だったそうです。
暗川のすぐそばに高床の建物があった。この階段がすごく小さな階段なんです。

階段が小さい!

あそこが暗川入口

ポチっと電気がつきます


下へ下へと降りていきます
右奥から水が湧いていて、左側の地中の洞窟(水路?)に流れこんでいきます
外へ出るときもとてもステキなんです!

暗川の水をちょっと触ってみるとなんと温いんです。北海道では湧き水は冷たいイメージなのでこれはビックリ。
暗川を出てすぐにお婆ちゃんが通りがかってお話をしたのですが、月一でここの掃除をしているそうです。「水、温いですね」と聞くと「地下水だからね~」と答えが。北と南の違いだねぇ。
お婆ちゃんからは家に寄ってお茶を飲んで行きなさいと誘っていただいたけれど、沖永良部で過ごす時間もあとわずか。まだまだ見に行きたい所もあるのでお別れをして出発しました。



入場料の高さから後回しにしていた昇龍洞へ行ってみたけど、もう閉まっていました。

次は大山展望台へ。
沖永良部の地図を見ると貝のモニュメントの越山展望台のほかに、この大山展望台が書いてあるので気になっていました。
途中、自衛隊の基地があったりして迷った挙句たどりついたのがココ・・・
なんじゃこりゃ
大山展望台は行ってガッカリ!このコンクリの隙間から見てくれというものだった。正直来なくても良かったぜ・・・。越山の方が100倍良いよ。



次、さっさと次へ行こう。
ジョッキヌホーという湧き水の水場へ。



 ジョッキヌホーの一番上流はこのコンクリートの枡。この中から湧き出してるようでした。



今日の最後、夕日を住吉海岸で見て寝床に戻ります。
曇ってる
夕食は定番ミルチカレーと納豆、ポンカン、ヨーグルトです。
大晦日でやっている店も無いので、こういう食事になりました。屋久島で買い足し忘れたガスの残量が心配だったけど、まだ持った!朝の分はどうかな?


ご飯のあと、この日も水シャワーを浴びました。浴びてビックリ、昨日より冷たい!昨日で暖められた水(いや冷たいんだけど)を使っちゃったんだー。
この夜も潮干狩りの人が来ていました。

夜10時ころに寝ましたが、夜になると満天の星空になりました。
また若者がやってくるかドキドキしたけど、 この夜は無事に過ごせました。

おやすみ~