2015年5月21日木曜日

ノロでヨロヨロ・・・南大東へ①

いよいよ初めての大東旅行へいくことになりました!

南大東→北大東→伊是名島 とテント旅です。


太ったのとウェットが縮んだのとの2重苦でもうウェットのチャックは閉まらない私ですが、前回の旅で冬はやっぱりウェットがないとダメだ!と痛感し通販でウェットを注文しました。
注文から出発までに日がなかったので、那覇のホテルに届くようにしてもらい、それを受け取ってからの大東入りをしようと計画して旅のスタートを切りました。


千歳空港の途中、キッチンファームヤードで腹ごしらえを。私の誕生月のケーキのサービスもあります。

食事を終えて空港へ向かいますが・・・毎度のことだけれど雪です!雪で千歳空港がまた閉鎖していましたー!

おいおいおいーー

この日は那覇まで行って(羽田乗り継ぎで那覇22時35分着)ホテルに泊まり、明日の朝9時30分発の南大東行きに乗る予定でした。
もし、飛行機が大幅に遅れたら那覇行きに乗り継げなくなってしまう。そしたらホテルにも泊まれないからウェットを受け取れないじゃないかー。

と、グルグルと心配事で頭はパンクしそうになりましたが、しばらくすると少しづつ飛行機は動きはじめました。
50分遅れの出発でしたが、次の那覇行きの機体も千歳がらみで到着が大幅に遅れていたので結果オーライで那覇に夜中に着きましたよ。ホッ  (冬の千歳は油断できねー)



 ---------- 一晩寝て次の日 ------------------


朝、新札幌のドルフィー(大好きなんです)で買ってきたパンを食べ那覇空港へ。

9時30分発ですが、搭乗直前に突然の腹痛です。な、なんなのコレハ??
飛行機に乗ってからも3度ほどトイレに駆け込むことになり、旦那も異常事態だと真剣に受け止め始めました。私は飛行機のトイレが狭くて大嫌いなので絶対に使わないんです!その私がこの1時間程の短いフライト中にトイレに3回も行くもんだから『これは相当悪いんだな』と思ったんだそうです。
 
この日は南大東島で地底湖ツアーをお願いしていました。空港にガイドさんが迎えにきてくれるてはずです。
でも、こんな状況でとても洞窟など行けない・・・。申し訳ないけど、他の日にしてもらわないとダメだ。今日は土曜だから今日のうちに病院行っておかないと明日は病院も閉まっちゃうからな。
そんなことを考えながらも南大東に到着しました。歩く足取りもヨロヨロです。



空港には鍾乳洞ガイドの東さんが迎えにきていました。私はベンチに横になりながらぼんやりと旦那が話しに行くのを見ていました。
東さんは「大丈夫ですか?わかりました。今役場に連絡するので診療所にいきましょう」と言いました。

え?役場に連絡?なんで???と不思議に思いながらも、東さんの車に乗り込み診療所へGO!
飛行機でトイレに行った以降は胃とその下が痛いけどもうトイレに行くことはなくなっていました。ただ、その痛みと気持ち悪さでまともに歩けないんです。ゆっくりしか歩けない。


診療所で症状(下痢だけで吐いてはいない)を話すと先生からは
「ノロじゃないですか?那覇ですごく流行ってますからね~。
 それか飛行機で緊張するほうですか?緊張で下痢するとか。
 便の色は白かったですか?」

『え・・・ノロ?はーーそうですか
 緊張は普通くらいだと思いますけど
 便は普通の茶色でした』

「じゃ、整腸剤出しておきますので、月曜に会計しにまた来てください。お泊りはどちらで?」

『わかりました。キャンプです』

「え!?キャンプするところなんてありましたっけ?」

『あのコウモリのトコです(まだ見てないけど)』

「あそこそうなんですか~~知らなかった!」

そうしてもらった薬はビオフェルミンでした。

どうやら東さんが役場に電話したのは診療所を開けてもらうための電話だったようです。診療所には先生しか居ないから会計も週明けということになったし、たぶんそういうことだと思う。
私は土曜の午前中は診療所開いてると勝手に思ってたんです。土曜も朝から休みなのかな?

出すものが全部出て行ったせいか私も徐々にヨロヨロだけど良くなってきた。
地底湖は明日でもなんとか大丈夫かもしれないけど大事をとって明後日にできますか?と聞いてみると、明後日はモニターツアーの人が入っているから明日しかできないそうで うん 明日で!となりました。大丈夫か?明日までにどれくらい回復してるかな?


南大東ではレンタカーを頼んでいたのですが、なぜか東さんから「レンタカーの準備がまだできてないからそれまで展望台行きましょう」と言われました。
レンタカーはKMレンタカーというところに頼んでたんだけど、準備ができたら東さんにKMから連絡がくるようだった。狭い島だからいろいろ連携してるのかな?わからんけどありがたいです。


そうして東さんと展望台、港、大東神社などを見に行き、食堂で飼っている大東犬も見せてもらい、その後お昼ごはんの大東そばも東さんと一緒に食べました。

展望台からの風景 東さん「北海道みたいでしょ」
港だ!


白い方が大東犬。大東犬は足が短い。茶色い犬は凶暴で飛び掛ってきて東さんがかまれそうになった。

カエルが轢かれて干からびたのが道路にいっぱいなんです

大東そばだよ

やはり具合が悪くてほとんど旦那に食べてもらうことに・・・。
 大東そばの後、いよいよ準備ができたという車のところへ。
私たちが借りるのはこの真ん中のデカイ車だということなんだけど、島の中は狭い道もあるかも知れないから右の軽にしてもらいました。


車を受け取ってから、最後は東さんがキャンプ場まで道案内してくれました。すごく親切です。

ここはダイトウオオコウモリのキャンプ場です~!

バーーン


トイレっす

奥がシャワー    手前がトイレ

左奥の白いところが炊事場

コウモリベンチ

コウモリいっぱいのキャンプ場でうれしいのですが、トイレに紙が1ミリもありません。というか、ペーパーホルダーも破壊されていて、さらにはもうずーーっと掃除もされてないんじゃないの?という感じです。ショックだったけどしかたない。いつトイレに駆け込むかわからない状況で大量に持ってきたポケティもすぐになくなりそうです。

漁港のほうのトイレも行ってみたけど、状況は一緒だった。

漁港

大東島の地図で気になっていたバリバリ岩に行ってみる。
バリバリ岩は大地の裂け目みたいなところ。細い通路のステキなところでした。これは太陽が真上にくる時間に来たい!




狭いところを抜けると

すごく深くなった

どんどん深くなった



そして塩屋海岸へ。
旦那だけ泳ぎました。私はまだヨロヨロなのでやめておきました。せっかくウェット持ってきたのにー!







海はすごく穏やかだった。大物には会えなかった。もっと透明度がほしくなる。と旦那メモより。
私は待っている間に海に降りる坂道の横の岩のくぼみの魚を見たりしていました。

キャンプ場に帰ってからウェットを洗っていると東さんがやってきた。明日船が入港することを教えてくれ、もしかしたらコンテナに乗れるかもしれないということでした。
うわ~~~♪ 乗れたらイイナ♪乗れたらイイナ♪


島の中には商店も食事処もちゃんとあって何でもそろいます!トイレットペーパーも手に入れ、『太陽の家』という商店で明日の朝食のあん餅やオニギリなどを買いました。


晩御飯はあの大東犬が居る食堂いちごいちえで。
ひらみスパとサワラ・マグロ・ナワキリの刺身、ナワキリの塩焼き、フチャンプルー、オムライスで2人で3400円。

お勧めの『ひらみスパゲティ』 ひらみはこの貝です

サワラ・マグロ・ナワキリ

昔のシュガートレインの写真が飾ってあった。
食後は気象台のバルーンを見るのとダイトウオオコウモリをちょっと探しに。 コウモリは見られなかった。

夜9時40分ころ 東さんから電話があり、明日は9時頃西港に船がくると連絡がありました。
フェリーだいとうは港や時間がかなり変動するのでいろいろ直前に決まるようです。乗ってみたい船だけど、この船で旅の計画を立てるのは危ないと思う。時間にたっぷり余裕がある人じゃないと・・・。


2015年5月15日金曜日

喜界島③ ~旅の最終日!

朝、定番の納豆、ヨーグルトとふくりのパンなどを食べる。

今日が旅の最終日!
だいたいの荷造りをし、朝日とともに巨大ガジュマルへ。

喜界での我が家です!










ちょっと丘の上にあるシツル崎灯台へ。



もういちど211最高地点を見にも行く。

民族資料館を見に行ったけれど土日祝休みで見られず。年末年始も休みだったよう。ハードルが高い資料館だ。

集落の中にある戦闘指揮所跡へ





特攻花が咲いていた
もう一度大好きなガジュマルを見て
 昼食に農産加工センターのカフェへ。
このソラマメのスープがとても美味しい♪スイーツも3セット食べた。
この農産加工センターには島みかんを使ったしゃぶしゃぶのたれや、喜界島のゴマだれが売っていたので、それらをたくさん買い込んだ。いよいよ最後の最後だ。

ソラマメスープ美味しい♪

空港向かいの喜界レンタカーに車を返す。ガソリンスタンドは営業していないのでガソリンは距離計算となる。が、200キロ以上走っていて、距離で計算する6800円くらいになることになり、そんなにならないから5000円で良いよということになった。

喜界空港にはたくさんの見送りの人が!

いよいよ北海道へ帰るよ。帰りたくないけど。


途中、屋久島の上を通った!
なんだとーーー!晴れてるじゃないか!悔しすぎる!!
晴れてるじゃん!

あっというまに北国よ

カーポートの上は出発前にぜんぶおろしたので、アレくらい降った。
手前の山は除雪車が置いていった置き雪です。放置してあったからむっちゃ硬くてすごく大変なんだコレをやるのは!!やるのは旦那だけど。

喜界島②~冬

この日は曇り。
朝ごはんは、昨日のおじいちゃんのお餅の残りとスーパーふくりで買ってきた納豆・ヨーグルト・牛乳など。

この日は喜界島をいろいろ見て回ります!

朝一は百合台公園へ。標高200メートルくらいの場所で眺めが良いです。

サトウキビ畑の中の一本道。

サトウキビの収穫中でした
初めてのハワイです

ハワイはこういうところ

トンビ崎灯台


平家上陸の地・・・だったかな?


低いです!

湧き水

ソテツの巨木!スゴイ!!

サンゴの石垣の集落は古い道の方が素敵な雰囲気。車は広いところに停めて歩いて見て回りました。
サンゴ集落のなかで出会ったおじいさんは長く沖縄に住んでいて歳をとってから戻ってきたという方だった。喜界島に戻ってきたら、道の拡張で石垣が壊れたままになっていて、自分でそれを積み直すのに4ヶ月もかかったそうです。
サンゴの石垣の町並み

サンゴの石垣


サンゴの石垣の集落前の海

 昼食は川嶺という内陸の集落の『器』という店に行きたかったのだけれど、探してもぜんぜん見つけられない。。。あきらめて茶屋という店で食べたけど、定食が美味しかった。チキン南蛮やエビフライを食べました。

食後は〒で風景印をだしたり。

午後は俊寛へ!
俊寛!そうあの俊寛!硫黄島の俊寛は「まってくれポーズの俊寛」ですが、喜界では座っていました。とりあえず隣で硫黄島ポーズをキメテみましたよ。
掩体壕跡






ヘッドライトを持ってウフヤグチ鍾乳洞へ行ってみた。
奥は細くて長い登りになっていたりしますがそんなに広いところではありません。
最初は何も考えずにグイグイに入ったのですが、途中天井(低くて頭のすぐ上)を照らすと、足がウジャーーっと生えた洞窟の住人 大きなゲジゲジがいっぱいいるのです!!

ギャーーー!

全身がソワゾワします。光を当てられたゲジゲジは狂ったように素早くダンスし、私を恐怖におとしいれてきます。涙が・・・涙がちょちょぎれました。

虫に弱い人は入っちゃいかん。

旦那から「戻るか」と言われても、とりあえず一通り見て回りましたが。頑張りました。


内陸にある鍾乳洞へ
入り口 ガジュマルの根っこいっぱい

入り口です

中は真っ暗


足がウジャーっと生えた虫がいっぱいいるよ!!!
外にでてホットする

ゲジゲジのあとは ガジュマルを見たり。喜界島にはでっかいガジュマルがいっぱいありますよ。すごくステキな場所です。






眺めの良い中西公園や七島鼻へ。七島鼻は島の最高地点ポイント211.




最高地点の近くにある戦時中の通信施設跡
内部

為朝が矢を放って抜いたところから湧き出た泉。行く先々で為朝伝説に出会うなぁ。
ここにも為朝伝説が!

為朝の矢が!

 偶然見つけたウリガーという昔の井戸。
昔の井戸跡

井戸へはこういうところを降りていく。螺旋に。

井戸は埋めたそうです。


 夕方は荒木中里遊歩道へ。ここはゆっくり歩くと気持ち良さそうな道でした。





晩御飯は『おさ家』へ。美味しかったがちょっと高かった。お酒は飲まない2人で6300円くらい。


スーパーふくりで明日の朝食を買って戻る。戻ったあとでフェリーの汽笛が聞こえてきたので見に行ったけどもう船はいなかった。

夜中は突然大雨の嵐となりました。